コラム

桜井こけし店の干支と天神様のお話

こんにちは。
桜井こけし店店長の小林仁美です。

鳴子温泉は、紅葉で山々が燃えるように色づいていた季節も終わりにさしかかり、
山に雪が積もる日が増え、日に日に澄んだ冬の空気に変わってきているのを感じます。

さて、今回は、「桜井こけし店のお正月飾り」から「干支飾り」をご紹介します。

干支は以前から販売してほしいというお客様の声を多くいただいておりまして、
やっと今年から販売することが出来ました!

試作を重ねて完成した桜井こけし店の干支。
丑に加えて、丑とゆかりの深い天神様も生み出されました。

桜井こけし店のお雛様やだるまに通じる華やかで繊細な描彩の干支飾り。
ひとつずつご紹介していきます。

【櫻井尚道工人がつくる丑と天神様】

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シンプルな描彩と上品な色合い、そして優しい表情。
尚道工人らしい繊細さとモダンな雰囲気がにじみ出ています。
毎日の暮らしの中で、すぐ手に取れる身近な場所に置いておきたくなるような
愛らしいたたずまいとサイズ感。
見ているとほっと和むような柔らかい丑と天神様です。
天神様は「雫」という名前がついています。

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【櫻井尚道工人と櫻井昭寛工人がつくる天神様】

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「松花」と名付けた天神様。
ろくろ線と松竹梅模様だけで仕上げていて、ミズキの木目の温かさを感じられる干支飾り。
天神様は2つの種類ができました。
頭が小さくてきりっとした表情の「天神様」と、
頭が少し大きくてあどけないシルエットと表情の「幼天神(おさなてんじん)」。
ろくろ線も黒と朱があり、お好みに合わせて選べます。

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桜井こけし店の「松花」というひいなに合わせてお選びいただくのも素敵だと思います。

次の記事では、昭寛工人の丑をご紹介します。