コラム

桜井こけし店のお正月飾り

こんにちは。
桜井こけし店店長の小林仁美です。

鳴子温泉では、花渕山に3回雪が降ると街におりてくるといわれています。
山が白くなる日も増え、街に雪が降る日もそろそろ近そうです。
鳴子のくらしのインスタグラムに鳴子の景色もアップしているので、
ぜひご覧ください。

さて、今回は、今年はじめて発売する「桜井こけし店のお正月飾り」についてご紹介します。

最初に、お正月飾りを作りはじめた背景を少しお話したいと思います。

桜井こけし店のあるこけし通り。その通りにあったこけし屋さんでは、昔からお正月に雑器などを製作したそうです。
雑器というのは、お正月に神様に御供物をする際に使う木の食器のこと。
雑器は毎年新しいものを使うことから、その製作は大変な忙しさだったそうです。

このように、鳴子温泉には、こけし屋さんがろくろで挽いてお正月の道具を作る文化がありました。
桜井こけし店でも、これまでに四季折々の日本の文化を暮らしに取り入れることが出来るような木地人形をつくってきました。
木地のお雛様「ひいな」、五月人形の「尚武」、代々受け継がれている木地だるま。
そして、このたび生み出されたのは、お正月飾りとして、鏡餅と干支・天神様。
いまの桜井こけし店の五代目と六代目の感性で生み出されたお正月飾り。
今年から皆様にお届けできることになりました!

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次の記事で、それぞれ取り上げて書いていきたいと思います。